日程結果
福岡大学附属大濠 vs 北陸
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- 開催場所
- 武蔵野の森総合スポーツプラザ
- 試合区分
- 男子準決勝
- 試合期日
- 2019年12月28日(土)
- 開始時間/終了時間
- 17:16 / 18:42
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- クルーチーフ
- 岩木 太郎
- 1st/2ndアンパイア
- 谷古宇 孝 / 緒方 崇
ゲームレポート
福岡大学附属大濠99 |
99 | 23 | 1st | 22 | 69 |
北陸69 |
27 | 2nd | 18 | ||||
20 | 3rd | 13 | ||||
29 | 4th | 16 |
【総評】
夏の高校総体2位の北陸(高校総体②/福井)、勝てば史上2度目の同県対決の決勝戦となる福岡大学附属大濠(福岡)の準決勝。名門同士の準決勝は、前半から壮絶な点の取り合いとなる。北陸#5高橋、福大大濠#4西田の観客を魅了する3ポイントシュートの入れ合いにより互角の戦いを演じるも、第2クォーター終盤、シュートが外れ始めた北陸が相手に速攻を許し、50-40福大大濠のリードで前半を終える。後半、点差を縮めたいシューター軍団・北陸だったが、完全に福大大濠のディフェンスにその手を封じられ、ベンチメンバーもきっちり役割を果たした福大大濠が、層の厚さを見せつけ99-69で勝利。決勝へと駒を進めた。
【第1クォーター】
先制点は福大大濠#6田邊のバスケットカウント。出鼻をくじかれた北陸は、福大大濠#8木林にも3点プレーを許してしまう。リズムを取り戻したい北陸は、得意のスリーポイントシュートを簡単には打たせてもらえない中、#5高橋、#12米本がスリーポイントシュートをねじ込み、反撃に出る。追いすがる北陸に対し、福大大濠は#4西田が冷静に中と外で連続得点を決めてリードを保ち、その後は福大大濠#4西田、北陸#5高橋の壮絶なスリーポイントの入れ合いで、23-22。僅かながら福大大濠の1点リードで終える。
【第2クォーター】
第1クォーターと同様、北陸#15土屋がシュートを決めれば、すぐさま福大大濠#8木林、#14横地がスリーポイントシュートを決め返す、激しいシーソーゲームとなる。シュートがこぼれ始めた北陸に対し、福大大濠が確実にリバウンドからの速攻につなげ、#10平松が連続得点してわずかな時間で10点差に。その後も集中したディフェンスで北陸得意のシュートを封じた福大大濠が、50-40とリードをもって後半戦へ。
【第3クォーター】
開始からなかなかシュートが決まらない北陸に対し、落ち着いてゲームをコントロールする福大大濠は、#14横地、#10平松らが確実にシュートを決め、みるみる点差を離していく。一方、北陸は苦しい展開ながらも#14小川の3ポイントシュートでなんとか追いすがるも、細かいミスが相次ぎ点差はなかなか縮まらない。北陸は#10ダンテらがゴール下で奮闘するも、#5高木、#9黒木といったベンチメンバーの活躍も光った福大大濠が70-53と、さらにリードを広げて勝負は第4クォーターへ。
【第4クォーター】
とにかく点がほしい北陸だが、それが焦りとなってかターンオーバーが相次いでしまう。その相手のミスを見逃さない福大大濠が速攻、スリーポイントシュートと効率よく点数を重ね、点差は開く一方に。手を緩めない福大大濠は#8木林、#14横地らがその後もゲームを支配し、終わってみれば99-69と30点差の大差で、福大大濠が決勝に駒を進めた。