日程結果
福岡第一 vs 福岡大学附属大濠
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- 開催場所
- 武蔵野の森総合スポーツプラザ
- 試合区分
- 男子決勝戦
- 試合期日
- 2019年12月29日(日)
- 開始時間/終了時間
- 12:11 / 13:41
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- クルーチーフ
- 安西 郷史
- 1st/2ndアンパイア
- 平原 勇次 / 有澤 重行
ゲームレポート
福岡第一75 |
75 | 23 | 1st | 14 | 68 |
福岡大学附属大濠68 |
19 | 2nd | 15 | ||||
17 | 3rd | 19 | ||||
16 | 4th | 20 |
【総評】
ウインターカップ大会史上2度目となる同県対決となった決勝戦(※男子/高校選抜優勝大会時代を含む/福岡県勢同士としては初)。今年度公式戦無敗の王者・福岡第一(高校総体①/福岡)と対したのは、過去2年間、福岡第一に勝利できていない福岡大大濠(福岡)である。11月に行われた県予選では69-60で福岡第一が勝利している。福岡第一は、試合序盤から激しいディフェンスで福岡大大濠を圧倒する展開に。何とか反撃したい福岡大大濠も#8木林の3ポイントシュートなどで応戦するも、高さでも圧倒する福岡第一に自由に攻めさせてもらえず42-29と福岡第一13点リードで前半を終える。後半、点差を縮めたい福岡大大濠は前線から激しいプレッシャーをかけ続けるも、それを巧みにかわした福岡第一が#8河村、#60クベマの2人がトリプルダブルの活躍を見せ、75-68で福岡対決を制し、高校総体に続き今年度2冠、そして昨年度に続くウインターカップ2連覇を達成した。。
【第1クォーター】
福岡第一#8河村からの巧みなアシストで#60クベマがシュートを決め幕が開けた決勝。その後も集中したディフェンスで#60クベマが福岡大大濠のミスを誘い点差が開いていく展開に。福岡大大濠も#14横地のバスケットカウントなどで応戦するも#60クベマの高さに苦しみ、思うようには得点できない。悪い流れを断ち切りたい福岡大大濠はタイムアウトで立て直しを図ったが、福岡第一#46小川にバスケットカウント、3ポイントシュートと連続得点を許し、23-14で第1クォーターを終える。
【第2クォーター】
点差を縮めたい福岡大大濠は果敢にリングにアタックするも、福岡第一#60クベマのブロックショットにことごとく遮られ、なかなか得点差が縮まらない。一方で福岡第一は#13神田の3ポイントシュートや#8河村のアタックと、多彩なオフェンスで得点を重ねていく。流れを変えたい福岡大大濠は#4西田の3ポイントシュート、#8木林のバスケットカウントで一気に悪い流れを断ち切り、#14横地がオフェンスリバウンドを奪うなど意地を見せる、序盤の失点が響き42-29で福岡第一の二桁リードで後半へ。
【第3クォーター】
前半同様、福岡第一#60クベマがゴール下を制圧し、リードを広げていく。一方、反撃の糸口を作りたい福岡大大濠は全員でリバウンドに参加し#10平松、#6田邊がゴール下で奮闘、必死に食い下がる。しかし、福岡第一も決められたら#46小川がすぐさま3ポイントシュートを決め返し、福岡大大濠の苦しい時間帯が続く。流れを変えようと第3クォーター終盤、前線からディフェンスでプレッシャーを掛ける福岡大大濠は、福岡第一のミスを見逃さず、残り1分から怒涛の連続得点で一気に得点差を縮め59-48で勝負は最終第4クォーターへ。
【第4クォーター】
後がない福岡大大濠に対し、福岡第一は#8河村、#46小川が冷静にゲームをコントロールし、リードを守る。しかし、福岡大大濠のアグレッシブな攻守に、福岡第一はファウルを重ねてしまい、福岡大大濠にフリースローを与えてしまう。#4西田#14横地がこれを冷静に決め、残り3分でついに得点差は一桁9点差に。後がない福岡大大濠はシュートを打ち続けるも、ボールは無情にもリングに弾かれてしまう。こぼれたリバウンドも福岡第一#60クベマがしっかりと取り切り、福岡大大濠の反撃ムードを断ち切る。ラストプレーで福岡大大濠#14横地がブザービーターを決めるも届かず、75-68で見事福岡第一が福岡対決を制しウインターカップ2連覇を達成した。