【総評】
聖カタリナ学園 (愛媛) と大阪薫英女学院 (大阪)の準々決勝。前半は両者ともに決められたら決め返す展開でスタートするも、その後は大阪薫英女学院が内外を問わずバランスよく得点を決め、僅かにリードして前半を折り返す。後半は聖カタリナ学園が激しいディフェンスで相手のミスを誘い、着実に得点を重ねて一時同点に。しかし、対する大阪薫英女学院は#４森岡の攻撃を中心にその勢いは止まらない。さらに終盤はフリースローから確実に得点を重ね、終始リードを保って勝利。66‐62で大阪薫英女学院が準決勝に駒を進めた。


【第1クォーター】
大阪薫英女学院は#５福田の鋭いドライブで先制。対する聖カタリナもすぐに#４池松がドライブで得点し、開始から激しい攻防が繰り広げられる。中盤に大阪薫英女学院は#４森岡が内外を問わず連続得点をあげて17‐12で大阪薫英女学院が5点リードして第1クォーター終了。

【第2クォーター】
リードを得た大阪薫英女学院は#４森岡を中心としたオフェンスで果敢にゴールへアッタクする。対する聖カタリナ学園も負けじと#11谷のゴール下シュート、バスケットカウントを立て続けに決め、チームを鼓舞する。流れは一時、聖カタリナ学園に傾いたが、終盤に大阪薫英女学院#５福田、#６塩谷らが3ポイントシュート沈め、第１クォーターの点差をほぼ維持したまま、34‐30の大阪薫英女学院リードで前半を折り返す。

【第3クォーター】
聖カタリナ学園は#11谷のインサイドアタックなどで加点すると、#４池松が3ポイントシュートを沈め同点にしたが、対する大阪薫英女学院は#６塩谷、#４森岡のゴール下シュートなどで得点し、流れを譲らない。そのままこのクォーターも一進一退の攻防が続き、48‐44と、大阪薫英女学院がリードを保ち最終クォーターへ。

【第4クォーター】
大阪薫英女学院は#４森岡のジャンプシュート、#８安田の３ポイントシュートで突き放しにかかる。対する聖カタリナ学園は#11谷のインサイド、さらに#５のドライブで加点するも、終盤にファウルがかさみ、相手にフリースローのチャンスを与えてしまう。なんとか#５森が３ポイントシュートを決め同点、逆転のチャンスを狙うも、無念のタイムアップ。最終スコア66‐62で大阪薫英女学院が準決勝進出を果たした。