日程結果
県立津幡73 |
73 | 17 | 1st | 24 | 93 |
京都精華学園93 |
18 | 2nd | 17 | ||||
15 | 3rd | 23 | ||||
23 | 4th | 29 |
【総評】
2年連続のメインコートを狙う県立津幡 (石川) と試合を重ねるごとに勢いが増していく京都精華 (京都) の準々決勝。序盤こそ互いにシュートを決め合う接戦となるも、セカンドチャンスで得点を挙げる京都精華がジリジリと点差を広げていく。前半は35‐41と6点差で折り返し迎えた後半、京都精華のエース#4高橋が本領を発揮。3ポイントシュート、ドライブなど多彩なパターンで得点を奪い、一気に点差は2桁へ。一方の津幡は後半に入ると得点が伸びず、そのまま73‐93でタイムアップ。京都精華が津幡にほとんどリードを許さない試合運びで、創部以来初のウインターカップベスト4進出を果たした。
【第1クォーター】
津幡は#4小山と#10中道がペリメーターのジャンプシュートを決め加点。しかし、オフェンスリバウンドを粘り強く取り続けた京都精華が#10荻田の3ポイントシュートなどで一歩リード。その後、一進一退の攻防が続くが、第1クォーター終了間際、ターンオーバーから京都精華#10荻田がジャンプシュートを沈め、リードを7点に。17‐24、京都精華ペースで第2クォーターへ。
【第2クォーター】
京都精華ペースの展開は変わらず、#4高橋のバスケットカウントで早々と点差を2桁に広げると、#6関の3ポイントシュートなどで順調に加点し試合を優位に進めていく。対する津幡は、得意の3ポイントシュートを中心に逆転への糸口をつかもうとするも、思うようには得点が奪えず苦しい展開に。それでも終盤、#4小山、#7佐藤がなんとか3ポイントシュートを決めて得点をつないで点差を縮め、35‐41。京都精華6点リードで勝負は後半へ。
【第3クォーター】
京都精華はディフェンスをゾーンに変更。これが功を奏し津幡のターンオーバーからファストブレイクを連発。さらに#4高橋の3ポイントシュートも立て続けに決まり、残り3分で43‐57と、リードを14点に広げる。一方、タイムアウトをとって修正を図った津幡だったが、頼みの綱の3ポイントシュートが決まらず、高さのある京都精華ディフェンスに苦しめられて追い上げならず。50‐64、京都精華14点リードで第4クォーターへ。
【第4クォーター】
追い上げたい津幡は#4小山、#7佐藤がジャンプシュートを決めて意地を見せる。しかし、京都精華のエース#4高橋に連続得点を許し、点差は変わらず2桁のまま時間だけが進んでいく。リードをもつ京都精華は、津幡の反撃にも焦ることなく着実に得点を重ね、そのまま73‐93でタイムアップ。京都精華が津幡を下し、準決勝進出を決めた。