日程結果
京都精華学園 vs 岐阜女子
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- 開催場所
- 武蔵野の森総合スポーツプラザ
- 試合区分
- 女子準決勝
- 試合期日
- 2019年12月27日(金)
- 開始時間/終了時間
- 11:41 / 13:06
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- クルーチーフ
- 有澤 重行
- 1st/2ndアンパイア
- 古畑 香子 / 星野 由貴
ゲームレポート
京都精華学園63 |
63 | 12 | 1st | 29 | 81 |
岐阜女子81 |
10 | 2nd | 30 | ||||
23 | 3rd | 9 | ||||
18 | 4th | 13 |
【総評】
京都精華学園(京都)と第2シードの岐阜女子(高校総体②/岐阜)との準決勝。序盤こそ拮抗した展開となるが、堅守から速い展開に持ち込みリードを奪った岐阜女子が22-59と京都精華学園を寄せ付けないまま前半を終える。後半、第3クォーターに入ると流れは一変し、外角シュートの決まり始めた京都精華学園が反撃を試みるも岐阜女子も大きく崩れることはなく、最大37点のビハインドを覆すには至らずタイムアップ。63-81で岐阜女子が勝利し決勝戦進出を決めた。
【第1クォーター】
序盤、京都精華学園は#6関のゴール下シュートで先制すると、#4高橋がこれに続き好スタートを切る。対する岐阜女子は#7イベのポストプレーや#6大角地のジャンプシュートなどで対抗し、互いにエンジン全開のスタートとなる。しかし、京都精華学園は#18アディアウィコエが開始2分半でファウルが2つになると流れは岐阜女子に傾き、#4林のジャンプシュートや#6大角地の3ポイントシュートで岐阜女子がリード。京都精華学園は途中出場の#15トラオレがレンジの広いシュート力で加点するが、岐阜女子は#17佐藤や#4林などの得点により一気にリードを広げ、12-29で第1クォーターを終える。
【第2クォーター】
岐阜女子は一気にギアを上げ、#7イベや#4林の3ポイントシュートなどで、開始1分半でリードを20点台に乗せる。一方の京都精華学園は、相手の堅守を前に単発な攻撃に終わる。中盤、京都精華学園は#18アディアウィコエを起点に攻撃を組み立てるがパスミスから相手に速攻を許し、悪い流れを断ち切れない。対する岐阜女子はリバウンドからの速い攻撃や、パスワークで相手のゾーンディフェンスをかわす緩急のある攻撃でスコアを重ねていく。22-59。岐阜女子の勢いはとどまるところを知らず、37点のリードを奪い前半を終える。
【第3クォーター】
序盤、岐阜女子は#11大澤の得点以降、約4分半無得点状態となる一方、京都精華学園は#18アディアウィコエのリバウンドシュートや#6関のドライブ、#4高橋の3ポイントシュートなどで5連続得点に成功し、じわじわと点差を詰める。しかし中盤以降、ミスの目立った岐阜女子が立て直し、#4林や#6大角地の得点でスコアを伸ばす。京都精華学園は積極的なアタックや3ポイントシュートが実り、加点していくが相手にも得点を許してしまい点差は変わらず、45-68。依然岐阜女子が大きくリードしたまま第3クォーターを終える。
【第4クォーター】
追いかける京都精華学園は#6関のチャンスメイクから#5松尾が得点するもあとが続かず。岐阜女子は#6大角地のジャンプシュートや#17佐藤らに続き、ベンチメンバーも積極的なゴールアタックで攻撃の手を緩めず、相手の追撃を許さない。終了間際、京都精華学園#4高橋が3ポイントシュートをねじ込むが、そこまで。前半に大きくリードを奪った岐阜女子がそのまま勝利し決勝戦進出。大会連覇に王手をかけた。