日程結果
桜花学園 vs 岐阜女子
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- 開催場所
- 武蔵野の森総合スポーツプラザ
- 試合区分
- 女子決勝戦
- 試合期日
- 2019年12月28日(土)
- 開始時間/終了時間
- 12:12 / 13:47
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- クルーチーフ
- 渡邊 整
- 1st/2ndアンパイア
- 玉木 彰治 / 須黒 祥子
ゲームレポート
桜花学園72 |
72 | 21 | 1st | 16 | 67 |
岐阜女子67 |
13 | 2nd | 17 | ||||
15 | 3rd | 13 | ||||
23 | 4th | 21 |
【総評】
3年ぶりの冬の栄冠を目指す桜花学園(高校総体①/愛知)と、インターハイでの雪辱を晴らしたい前回大会女王の岐阜女子(高校総体②/岐阜)の決勝戦。先にリードを奪ったのは岐阜女子だったが、桜花学園はタイムアウト後に落ち着いて修正を図り、ペイントエリアからの攻撃を中心に順調に得点を伸ばしていく。対する岐阜女子は、#4林が3ポイントシュートを肝心な場面で決め切り、桜花学園に喰らいつく。前半を34-33の桜花学園リードで折り返し迎えた後半、岐阜女子のフロントコート陣がファウルトラブルに陥るなか、桜花学園は前半同様ペイントエリアを攻め立て、徐々にリードを広げていく。対する岐阜女子はなかなか得点できず、苦しい時間が続くが、残り3分から一気に点差を詰めて桜花学園を追い詰める。しかし、最後は桜花学園が冷静に岐阜女子の追撃をかわし、72-67。3年ぶり22回目の栄冠を手にした。
【第1クォーター】
先手をとったのは岐阜女子、#7イベエスターのリバウンドシュートで先制すると、#4林のドライブで2-6とリードを奪う。しかし、対する桜花学園もタイムアウト後にすぐさま修正し、#5岡本のジャンプシュート、#4平下の3ポイントシュートで反撃。両者一歩も譲らずそれぞれ得点を重ねるも、桜花学園#10オコンクウォの活躍により21-16と桜花学園がリードして第2クォーターへ。
【第2クォーター】
桜花学園は#12前田が3ポイントシュートを決めると#10オコンクウォが続き、早々と点差を2桁に広げる。追い上げたい岐阜女子であったが、桜花学園の堅いディフェンスにことごとく阻まれ得点できず、点差は2桁のまま時間が過ぎていく。しかし、終盤になってエース#4林の3ポイントシュートを皮切りに、#5藤田のジャンプシュートなどで次々に得点を重ねて34-33。岐阜女子が怒涛の追い上げにより1点差まで詰め寄り、勝負は後半へ。
【第3クォーター】
開始1分、岐阜女子#4林が3本のフリースローを落ち着いて決め逆転すると、その後は岐阜女子リードで試合が進んでいく。しかし、桜花学園も#10オコンクウォがインサイドで得点すると、岐阜女子#7イベが入れ返す。さらに、#9江村のドライブで桜花学園が再逆転と一進一退。桜花学園が49-46と、僅かにリードして勝負は最終クォーターへ。
【第4クォーター】
開始早々、桜花学園は#9江村、#10オコンクウォが得点し、リードを7点に。その後も勢いは衰えず、#4平下のドライブで再び点差を2桁に戻す。追い詰められた岐阜女子は果敢にペイントエリアに攻め込むも、シュートを決め切ることはできず。桜花学園は#12前田の3ポイントシュートで、残り3分で13点リード。勝負を決めたかに思われたが、岐阜女子がここから#4林を中心に驚異的な追い上げを見せ、残り36秒で69-67と2点差まで詰め寄った。だが、桜花学園#10オコンクウォにフリースローを決められ3点差となり、一方、同点を狙った岐阜女子#4林の3ポイントシュートは惜しくもネットを揺らすことができず。72-67で桜花学園が岐阜女子の追撃を振り切り、令和最初の冬の女王に輝いた。