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大会6日目終了:桜花学園が3年ぶりの日本一で女子閉幕!明日の男子決勝は福岡対決に決定

2019年12月28日

「SoftBank ウインターカップ2019 令和元年度 第72回全国高等学校バスケットボール選手権大会」は女子決勝が行われました。2連覇を狙う岐阜女子が粘りを見せますが、72-67で勝利した桜花学園が3年ぶりに日本一の座をつかみました。

「自分たち3年生は1回も(ウインターカップでの)決勝のコートに立ったことがなく、それを今日、実現できてうれしいです」と岡本美優選手が言うように、このチームにとって初の決勝戦であり、はじめての日本一です。キャプテンの平下愛佳選手も「この1年、このウインターカップで優勝することを目標にしてきて、いろいろ苦しいこともありましたが、最後に優勝することができ、本当に良い経験ができて良かったです」と話し、22回目の頂点に立ちました。

敗れた岐阜女子の安江満夫コーチは「試合に負けたが人生に負けたわけではない」と選手たちを称えます。「何ごとも勝ち続けることはできないわけで、うまくいかず、負けた中からいっぱい学んでくれれば指導者冥利に尽きます」と引退する選手たちを送り出すとともに、残る2年生以下の選手たちとともにもう一度この舞台に戻って来ることを誓いました。

■女子大会結果
優 勝:桜花学園(3年ぶり22回目)
準優勝:岐阜女子
第3位:大阪薫英女学院、京都精華学園

■女子ベストファイブ
#4 平下 愛佳(桜花学園 3年)
#5 岡本 美優(桜花学園 3年)
#10 オコンクウォ スーザン アマカ(桜花学園 2年)
#4 林 真帆(岐阜女子 3年)
#5 藤田 和(岐阜女子 3年)

男子準決勝はいずれも福岡県勢が勝利し、明日のラストゲームは福岡第一vs福岡大学附属大濠に決定。同じ都道府県同士による決勝戦は、第1回大会(1971年)の明大中野vs京北の東京都同士以来、史上2度目となります。福岡第一の井手口孝コーチは、「お互いに全てを知る相手同士。この1年間、あるいはこの3年間でどちらがバスケットに向き合ってきたかということを、この舞台で最後の決着をつけたい」とチャンピオンであり、福岡県勢のプライドをのぞかせます。

対する福岡大学附属大濠の片峯聡大コーチは「福岡第一の方が秀でている部分があると思っています。ただ、大濠の方が秀でている部分としてアウトサイドシュートの確率や全員が打てるという面では非常に爆発力があると思っています」と話しており、長所を生かして日本一を目指します。

ウインターカップ福岡県予選では69-60で福岡第一が勝利しており、「この2年間、福岡第一には1度も勝てていない」という片峯コーチ。キャプテンの西田公陽選手は「全国の舞台で最後に勝った方が強いと思うので、勝ってみんなに恩返しをしたいです」と意気込んでいました。

■男子決勝
12:00 福岡第一 vs 福岡大学附属大濠

明日の男子決勝戦はチケットはすでに完売となっており、当日券の販売はありません。また、審判・コーチ・役員の登録証でもご入場できませんのでご注意ください。この試合の模様はテレビ朝日にて生中継されます。J SPORTSやバスケットLIVE、スポーツナビも合わせて、日本一が決まる瞬間をお見逃しなく!

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